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Swimming.jp Butterfly Technique

1000mバタフライテクニックドリル

大人水泳で息切れのないバタフライを紹介させていただきましたが、その練習方法について解説していこうと思います。

といっても、それほど難しいことではなくいたってシンプルな練習を繰り返すだけです。タイミングやストロークの力加減など、慣れが必要なので、人によっては時間はかかるかもしれませんが誰もができる練習であると思います。

ちなみに、私の娘(小3)はスイミングの一般コースに通っていますが、まだバタフライを習う前にも関わらず、この練習を繰り返しただけで2019年7月既にバタフライで25mを完泳できました。(次の進級テストの課題はまだ「クロール10m」です。)焦らずに一つ一つの課題がクリアできさえすれば必ず泳げるようになりますので、ぜひ動画を見ながらチャレンジしていただければと思います。

ただし、この練習はバタフライを泳げる事が目標であって、あまりキックを重要視していませんので、競泳向きな泳ぎではありませんのでその点のみご注意、ご理解の上練習をお願いいたします。

1.イルカ飛び

まずはイルカ飛びから練習します。入水後の深さを変えて、なるべく遠くまで行けるように練習しましょう。

バタフライのコツの一つとして、頭で泳ぎをガイドしていきます。手を回したりし始めると、どうしても他の事に集中してしまうので、この時にしっかりと頭でガイドする事を覚えてしまいましょう。

まず手を前に伸ばし、ジャンプして前に飛び込むような形を取ります。ジャンプした時には顔は前でいいのですが、入水時にしっかり顎を引いて両腕で後頭部を挟み込むようにします。入水後は少し指先を上に向けましょう。この時、体はストリームラインを取ってなるべくまっすぐのままにします。(イルカ飛びの際は少し体が反っても構いません。腰などに負担がかからない程度に、うねりのやりやすさを優先しましょう。)

イルカ飛びをする前にしっかり息を吸って、イルカ飛びをしながら息を吐いて行きましょう。(水泳は呼吸がしっかりできる事もとても大切です。)

2.イルカ飛びからの1ストローク

イルカ飛びをおこなって水面に手が出てくる直前に1度だけストロークします。

この時のポイントは「体をしっかりと持ち上げる事」にあります。すぐに次の練習に移行したくなりますが、体がしっかり持ち上がっていないと、その後に重力が使えずにスピードが持続できません。

しっかりと体を持ち上げられるようになったら、次はリカバリーの腕をフィニッシュ後に前に放り投げます。この時に水面を擦って戻るようならまだ体が上がっていない可能性と、リカバリーに力が入っている可能性があります。

大人水泳 (5.最小限の力で進む)の解説、3Dを見ながらこの課題をクリアしていきましょう!

3.イルカ飛びからの1ストローク+潜る

しっかりと体が持ち上がったら、次はイルカ飛びから1ストロークをおこなった後、1のイルカ飛びの要領で後頭部を両手で挟み込むようにしながら入水します。入水後のスピードが持続できるように、入水後にプールの底にお腹を着けるまで潜りましょう。

4.イルカ飛びからストロークをつなぐ

プールの底にお腹が着くようになる位の勢いがあれば、プールの底を蹴ってイルカ飛びをする最初の勢いが入水後も続いているはずです。ということは、それを連続して続けていければ自然にバタフライが完成します。

この時に1度目よりも体が持ち上がらない、リカバリーを戻すのがキツイという事があれば、それは2、3の練習がまだマスターできていないという事になりますので、どこが悪いのかを知り合いなどに見てもらいながら繰り返し練習しましょう。

バタフライ完成

このストロークが4〜5ストロークできれば、15mは泳げている事と思います。その時点でこの練習をマスターしたという事になります。後は何度も練習する事で余計な力が徐々に削ぎ落とされていくので、繰り返し練習していただければと思います。

皆さんが1000mバタフライを楽々泳げるようになる事を楽しみにしております。

マスター後に心配なのは一緒にプールで泳いでいる方との接触です。私は前から泳いで来る方が見えると、距離感を計って水中でキックを増やしていつもよりも潜っています。そうする事で片手でストロークする事はほぼありません。疲れない泳ぎは、このような余裕をもった泳ぎが出来る事も利点ですので、ぜひマスターしていただければと思います。

もし出来るようになりましたら、ご報告いただければと思います。

思う事

実際にこの泳ぎをマスターしてから「バタフライは一番簡単な泳ぎではないのか?」と考えるようになりました。ストロークも両手、キックも両足なので意識を集中できます。平泳ぎも両手両足を同時に動かしますが、キックが難しく、あおり足になってしまう事を考えると老若男女だれでも練習出来るので、体幹をしっかり意識する事ができれば体に負担もなく、水を一番感じ取れる泳ぎであると感じています。

このテクニックは指導者の方もどんどん真似していただいて、ご自身の指導にも取り入れていただけると嬉しいです。その時には少しでいいので、Swimming.jpについてお話しいただければと思います。

もしもっといい方法が見つかりましたら、こちらにも教えていただければと思います!

大人水泳関連リンク

大人水泳 (1.何のために泳ぎますか?)
大人水泳 (2.前面抵抗を減らす)
大人水泳 (3.重力・浮力を最大限に使う。)
大人水泳 (4.体の動きの連動)
大人水泳 (5.最小限の力で進む)
大人水泳 (6.選手との違いを理解する[速く泳ぐ場合も同様])
大人水泳 (7.水泳というスポーツとは?)