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【子供に教えるバタフライ】4ステップで25m泳ぐ!(初心者向け)

※最終更新日 2023年2月15日

現在選手コースに通う管理人の娘がスイミングでバタフライを習う前に25mを泳げるようになった過程を、映像を交えながら掲載して行きたいと思います。

 

1. バタフライを習得する上で大切な泳力

管理人の娘の場合は、ドルフィンキックを教える段階ではまだクロールは25m泳げるようになっていませんでした。スイミングでの練習もプールを半分に分けていたため、1回10m程度しか泳げない状態で、バタフライを25mを完泳できるようになった時も1時間500m程度の練習でした。

バタフライの練習を始めてから5ヶ月後、クロール、平泳ぎ、背泳ぎが泳げるようになり、嬉しさも相まってたくさん泳ぐようになったため、ここぞとばかりに1000m程度泳がせるようにしました。

画像を見ていただくとお分かりになると思いますが、19年3月〜7月にかけて公営プールに行く回数が増えています。この練習によってある程度の体力がつき、バタフライを泳げるようになったと感じています。

これだけ公営プールに通ったのはこの5ヶ月間だけで、子供の成長に合わせて練習ができると一気に泳げるようになっていきます。

2. バタフライ習得の流れと注意点

習得までの期間は約8ヶ月で、初めの3ヶ月間はドルフィンキックの練習と、「イルカ飛び(ステップ1)」を遊びながら練習しておりました。3ヶ月経つ頃には気をつけをしてのドルフィンキックは綺麗に打てるようになっていて、イルカ飛びで潜ってお腹をプールの底につけられるようになりました。

 

実際に腕を回し始めたのは4ヶ月目(19年2月)からです。「イルカ飛びから1ストローク(ステップ2)」を4〜7ヶ月(20年5月中旬)くらいまで続けました。

 

しっかり体が上がった所で「イルカ飛びから1ストローク+潜る(ステップ3)」「イルカ飛びから2ストローク(ステップ4)」と泳ぎを繋げて行きました。

ステップ3は娘の映像はなく、管理人の動画になりますが、こちらでご覧いただけます。

 

6ヶ月目(20年5月)に急に15mをスイスイと泳げたので「すぐにできるかも」と思いましたが、次の練習ではタイミングがズレて「今日はあまり体が上がらないな。」という事が続きました。

毎日練習できるわけでもないですし、調子にムラがあるのは当たり前です。そういう時にはまたステップ2で、タイミングよくしっかり体を持ち上げられるように繰り返し練習しておりました。

何度かプールに通い、練習を繰り返していると「今日はいつもと違う。」と思う日が必ずあります。しっかり体が持ち上がったり、1ストロークで進む距離が伸びるので一目でわかります。それが娘の場合は8ヶ月目(20年7月11日)で、その日はいきなり25mを2回も泳げてしまいました。

 

注意点として、調子がいい時や、泳ぎたいオーラが出ている時は泳がせてもいいですが、タイミングが悪く体が持ち上がらない時は「そのうちできるようになるだろう。」と無理せずに逆にプールでたくさん遊ばせましょう。

実はこれにも狙いがあって、遊んでいる時の方が確実に体力を使いますし、「水の中でどうすれば自分の思い通りに動けるか」を自然に覚えられるという利点があるのでおすすめです。

練習割合としては、スイミングでバタ足やクロールの練習をしている間は公営プールでは遊びを優先させておりました。詳しくは「子供に1年で4泳法を綺麗に泳がせる方法」で解説していますので、合わせてご覧いただければと思います。

それでは、一つ一つ練習内容を詳しく解説していきたいと思います。

3. ドルフィンキック

バタフライを習得する上でドルフィンキックが上手く打てる事は大切です。両足がしっかり揃うまで練習しても、手を回しただけでバタ足になってしまったりするので、手を回す前に根気よく練習しましょう。

ドルフィンキックについては、以前に「子供のバタフライ ドルフィンキックの教え方・泳ぎ方(初級者向け)」で詳しく解説しておりますので、そちらをご覧いただければと思います。

大人向けにも「バタフライ ドルフィンキックの泳ぎ方(初級者向け)」で解説させていただいております。

4. イルカ飛び(ステップ1)

次はイルカ飛びです。親御さんができれば見本を見せるといいのですが、それができない場合は動画を見せましょう。

水面に棒が浮いていると思って、その上を超えて行くようにします。親御さんの腕を水面に伸ばしてあげて、それを越えるようにしてもいいでしょう。

 

2m程度先に上がって来られるようになったら、イルカ飛びをしてプールの底まで潜ってみます。初めのうちはバタ足をしても構いません。とにかくお腹が着けるように頑張ります。

最終的にはバタ足をしないで潜れるようになるのが理想です。この時点で娘はつま先立ちでやっと顔が出る、水深が1.2mのプールでイルカ飛びをしてお腹がプールの底に着くようになっていました。

5. イルカ飛び+1ストローク(ステップ2)

イルカ飛びで浅く潜り、手が水面に近づいてきた所で両手ストロークをしますが、初めのうちは腕を上げるのも大変だと思います。

 

ストロークの腕は真っ直ぐでいいので、肘を先に引かないように気を付けましょう。

キックは手が入水した時に打ち下ろしますが、キックが打ち下ろされた時には体が完全にくの字になっています。

ちなみに、習得までの8ヶ月でこのステップ2の練習期間が一番長く、25mを完泳してからも、ここで2回のキックとしっかり体を持ち上げる意識を忘れないように続けていましたので、基礎となる練習と考えてください。

6. イルカ飛び+1ストローク+潜る(ステップ3)

ステップ2で体がしっかり持ち上がるようになりましたら、入水後に水中に潜ってみましょう。(娘の動画がないため、以下は管理人の動画になります。)

 

これは、ストロークで腰が持ち上がっていれば持ち上がっている程、アクアスキッパーで進む時のように体重で水を押し込めるので、より推進力が増します。

潜ることができない場合には次の3点を気を付けてみましょう。

・入水時に一気に深くまで潜っているか。
・入水時に顔が下を向いていて、両腕に後頭部が挟まれているか。
・入水時にキックした反動で足が水面に跳ね上がっているか。

すぐにはできなくても、根気よく練習していただければ必ずできるようになりますので、継続していく事が大切になります。

7. イルカ飛び+2ストローク

深く潜れるようになりましたら、そのスピードを活かして前に進んでいきます。浅めに入水してストロークを繋いで行きますが、体が持ち上がらなくなったら無理に続けず、綺麗なバタフライができる回数を何度も練習しましょう。

1回目の入水後、体をしっかり沈めて手が水面に近づいてからストロークを始めます。手がお腹の近くを通過する所でドルフィンキックを打って加速します。

ストロークで手が一番後方にあり、最後に水を押す事をフィニッシュと言いますが、このフィニッシュと同時にキックする動作が、体を持ち上げる事にも一役買っています。

 

注意点として、スイミングスクールでは人数が多く、泳げる子に合わせて練習が作られるので、途中で止まる事ができず25m泳がなければなりません。

結果、長い距離を体が持ち上がらず進んでいくのでタイミングが狂ってしまい、悪いタイミングを覚えてしまうという悪循環が起こります。

ストロークが上手くできずに焦ってしまうとピッチが速くなり、以下の映像のようにすぐに疲れてしまいます。これが続くと「泳ぐのがキツイ。つらい。」と思うようになってしまいます。

 

バタフライ初心者の段階では、浮力とストロークで体を持ち上げ、そこから自重と重力を使って体重移動で潜りピッチを上げずに楽に進める事を覚える事が大切です。

悪いタイミングが癖にならないように、公営プールで短い距離を繰り返し練習しましょう。

8. バタフライで25mを泳げるようになったら

一度泳げるようになると、自信がつくのでプールに行く度に25mを泳ごうとします。この時にも「体が持ち上がっていないな」という事がありますので、その時には「ステップ2」のイルカ飛び+1ストロークを練習し、いい時の泳ぎに戻して行きましょう。

 

しっかりと体を持ち上げ、上半身で水を押し込み体重移動でスピードに乗れるように気を付けましょう。

Youtubeでも解説させていただいております。

 


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