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子供の平泳ぎ ストロークの教え方・泳ぎ方

子供の平泳ぎ ストロークの教え方・泳ぎ方

ここでは子供に教えるストロークとして解説していますが、大人の初心者の方も基本的には同じになります。まずは理想のプル動作とストローク各部の名称を簡単に解説させていただきます。

・1〜7コマ アウトスイープ
・8〜12コマ インスイープ (12コマ目=フィニッシュ)
・13〜32コマ グライド

このような形でストロークは進んでいきます。これは、ゆったり大きく泳ぐ時のストロークですので、グライド(前に伸びている)時間が非常に長くなっています。

ストロークのスピードは一定ではなく、インスイープに入った所からフィニッシュまで加速していき、手が前に伸びきるまでそのスピードを持続します。

STEP1 お風呂をかき混ぜるようなストローク?

平泳ぎのストロークはどんな動きかですが、日常ではお風呂をかき回す手の動きに似ているため、以下のアニメーションを作成してみました。実際にかき混ぜる時にこんな動きはしないと思いますが、その動きに気をつける事をプラスするだけでストロークに近くなるので、プール内で休憩している時やお風呂に入っている時にこの動きを練習してみましょう。

まず、前と横からのアニメーションを見ていただくと、肘が上下動しない事が分かると思います。横スライドするだけで、しかもそれほど大きくは動いていません。肘を支点として円を描くように動いているこの動きが基本になります。この動きは他の3種目でも一部使われているので、練習する事で他の泳ぎのレベルアップにもつながっていきます。

次に上下からのアニメーションを見てみましょう。1コマ目から(アウトスイープ)外側に手のひらを向けてスライドするように動かし、11コマ目から(インスイープ)は手のひらを内側に斜めに向けたまま戻します。

どちらかというと外側に向かう時の方が腕を伸ばし気味におこなうので大きい円を描くような軌跡をたどります。

この時の力加減ですが、上腕にはあまり力はいりません。前腕で水圧を受け止められる程度の力で動かしましょう。11コマ目からのインスイープの方がスピードが速いので手のひらは内側を向いてはいますが、どちらかというと水を切るような動きに近くなると思います。(上級者は小指側に水を引っ掛けると言います。)

交互に片腕のストロークがうまくできるようになりましたら、両手を使った練習を行ってみましょう。この時も肘は水面上に出して練習するのがポイントです。

STEP2 手を広げるまでは体を持ち上げない

では実際に泳ぎながらストロークの練習をしていきますが、理想のストロークは非常に複雑な動きをするので、まずは3つのポイントに気をつけて練習してみましょう。

ストロークだけの練習をする場合には、蹴伸びをして1ストロークしたら一旦立ち上がるという練習がベストです。綺麗にストロークできるようになるまで1回1回のストローク練習を大切に行いましょう。

以下の画像を見てください。初級者を見ていて大抵の方が手を広げなから(アウトスイープをしながら)体を持ち上げてしまいます。そうすると、キックとのタイミングが合わせづらくなる+体を持ち上げづらくなるので、画像(1)のようにストロークを肩幅2つ分以上に開くまでは頭を持ち上げないようにしましょう。

そこから手を掻き始めるわけですが、お風呂場で練習したように肘をなるべく落とさずに前腕を立てて行きましょう。(2)の画像を横からみると分かると思いますが、肘が肩とほぼ同じ位置にあります。肘を引くのはここまでで、体の後ろまで行かないように気をつけます。肩の後ろまで行ってしまうと前に戻す際に距離が長くなるので抵抗が大きくなってしまいます。

(2)の後は肘を内側に折りたたみ、口の前あたりで拝むような姿勢をとります。この時、(3)のように肘が体の中に収まるように脇を締めます。(ここがフィニッシュになりますが、なかなかしっかりと脇を締められないのでこの練習で癖をつけてしまいましょう。)

脇を締めたまま肘が肩幅以上に広がらないように手を前にリカバリーすれば平泳ぎのプルの完成です。

続いては「気をつけたいポイント」を解説しています。